映画エルクランは実話なのか!?ネタバレ情報を詳しく解説!

エルクラン 映画
この記事の所要時間: 1122

9月17日公開の映画エルクランは第72回ヴェネツィア国際映画祭で、最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞しました。こんな賞をもらう作品ってどんな話?と調べてみると、ある家族が誘拐で生計を立てている内容でした。

しかも、この話は実話という噂も・・・。そこで、映画エルクランは実話なのかやエルクランのネタバレ情報を詳しく解説します!

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映画エルクランは実話なのかどうか

エルクランは実話だった・・・

映画エルクランは、1980年代にアルゼンチンで実際に起きた誘拐事件を元に描かれています。この事件はただの誘拐事件ではありません。家族全員が関わっている誘拐事件です。

映画エルクランは実話なのか!?ネタバレ情報を詳しく解説!

画像引用元:http://www.cinematoday.jp/movie/T0021063/photo/002

しかも何度も誘拐事件を起こし、その身代金を使って裕福な生活をしていたのです。その家族の父親の名はアルキメデス・プッチオ。監督のパブロ・トラペロはこのプッチオ家の起こした事件を映画にするために、きちんと取材を行って、映画でも忠実に再現しようとしました。

そのために事件の裁判官やプッチオ家の近所の住人や事件を追っていたジャーナリストや被害者家族など多くの関係者に話を聞いています。プッチオ家の人々にも取材をしようとしましたが、母親(エピファニア)からは会うことを断られ、その次男(マギラ)にも取材としてスカイプで直接話を聞こうという試みがありましたが、実現しませんでした。

2012年にこの映画の製作が発表された時、父親のアルキメデスが「トラペ ロ監督に会って真実を話したい」とメディアを通して申し出てきました。しかし、アルキメデスが突然亡くなってしまったため、海外に別の仕事で出かけていた監督は本人に話を聞くことは叶いませんでした。

家族のための犯罪

アレキメデスに話を聞けないとなると、忠実に再現というのは難しいのではないかと思いますが、家族間の手紙や証言などで大量の取材を行っていた監督は、家族の会話も想像できたとして、自信をもって映画を制作し公開しました。

監督は「アルキメデスがなぜ家族を巻き込んで身代事件を起こしたのか、今なら想像がつきます」と語れるほど、このプッチオ家や事件について調べあげたそうです。

どうしてこんな事件を起こしたのか、それは家族のためです。アルキメデスは家族を愛していました。なのに、どうして家族にそんなことができるのか・・・それは、アルキメデスが犯罪に関与しているという罪の意識を持っていなかったからです。

プッチオ刑務所

プッチオ刑務所とは、プッチオ家の自宅の地下に作られていた監禁部屋です。12段の階段を下りて行くと、壁は新聞紙で覆われ、田舎にいると思わせるための干し草をおき、トイレ代わりの洗面器や空き瓶などのゴミが散乱する悪臭漂う部屋です。

最後の誘拐被害者の女性、実業家ネリダ・ボリーニ・デ・プラドが警察から保護されるまで、1ヶ月以上も鎖につながれたまま生きていた場所です。その実際の監禁場所の画像が、Twitterや公式サイトに公開されています。

この事件の結末は?

実際の事件では、1985年8月23日の金曜日、サン・イシドロにあるプッチオ家の勝手口が勢いよく開けられ、入ってきた警察官によって、最後の人質が保護され、このプッチオ家の誘拐事件が明るみになりました。近所の人々は、警察官を見て、プッチオ家に泥棒が入ったと思ったほど、プッチオ家でこんな恐ろしい事が起こっていることに気づいていなかったです。

この事件が報道されると、アルゼンチンでは普通の家族が起こした事件に人々は震撼しました。

映画エルクランの予告編

では実際どんな家族だったのか、予告編で見てみましょう。監督が忠実に再現した家族です。

父アレキメデスは妻エピファニアが準備した食事を持って、家の中を移動します。移動しながら、息子や娘たちに声をかけていきます。

最後に入った部屋には、頭から布をかぶせられた人が・・・これが家族が裕福な暮らしをするために、誘拐してきた人質です。仲のいい普通の家族に見えるプッチオ家の人々が、実は誘拐犯だった。この衝撃は凄いですね。

この予告編だけでも、なにか異様なものを感じます。

エルクランのあらすじ

映画の舞台はアルゼンチン。史上最悪な独裁政治から民主政治を取り戻していた1980年代。仲のいいプッチオ家は、両親と息子3人娘2人の7人家族でした。

そんな家族の父親が無職になってしまい、新しく始めようとしたのが誘拐稼業。初めのうちは父親の仕事を知らなかった家族は、長男が友人の誘拐現場に出くわし、その犯人が自分の父親だと知ったことから、次々誘拐稼業を手伝うことになってしまう。

近所の人は、この家族にそんな秘密があることに少しも気づかない。長男はサーフショップを開店し、このままの生活が続くのかと思ったら、長男がある女性にであい、その女性の為に誘拐を手伝うのをやめたいと言い出し、プッチオ家の歯車が狂ってきます。

いったい、家族はどうなるのか・・・。

映画 エルクランの実話ネタバレ情報

映画 エルクランの実話ネタバレ情報画像引用元:https://twicopy.org/EL_CLAN_JP/

アルゼンチンのサン・イシドロ中心街のマルティン・イ・オマール通り544。

ここにプッチオ家は住んでいた。その一角には長男でラグビー選手だったアレハンドロのサーフショップもある。

プッチオ家の家族構成

父親のアルキメデス・プッチオは元公務員・元外交官・公認会計士母親のエピファニア・アンジェレス・カルボはマルチネスの公立高校の会計学教師長女のシルビア・イネスはカトリック系私立学校の美術教師

長男のアレハンドロ・ラファエルは街1番のウィンドサーフィンとスキーの店のオーナーで、ラグビーのアルゼンチン代表のプーマスでプレイしたこともあるラグビー選手

次男のマギラ・プッチオはラグビーチーム・カシの第3ディビジョンの選手

三男のギジェルモは熱心なスポーツ選手

末っ子の娘アドリアナは当時14歳

プッチオ家はこの7人家族。ここに父親の兄弟も加わって、誘拐をしていた。仲のいい家族。料理を作る妻を気遣うように肩をもむ夫のアルキメデス。そして妻の作った料理はある部屋へ運ばれる。

チームメイトの誘拐

アルゼンチンで起きたマルビナス戦争(フォークランド紛争)のせいで、政府の情報管理官として働いていた父親は職を失い、今まで裕福だった生活が一変するかもしれないことと、政府への憤りから、あることを思いつく。

それは、資産家を狙った誘拐。その身代金を自分たちの生活費にすることだった。ある日、長男アレハンドロは、同じラグビーチームで資産家の息子である友人の車に乗っていた。アレハンドロを自宅まで送ろうとした時、2人は銃をもった2人組の男に襲われた。

男たちは二人の頭に布を被せ、友人は車のトランクにそして、アレハンドロは車の助手席に放り込まれた。

運転手も襲った2人組も、顔がわからないように隠していたが、運転席の男が乱暴にされたアレハンドロを気遣い、覆面をとった。それは父親のアルキメデスだった。

まさか父親がチームメイトを誘拐するなんて・・・。

長男アレハンドロは、その誘拐事件で一緒にいた自分がい疑われるんじゃないかと心配になりながらも、翌日練習場へ行く。チームメイトが誘拐されたことは既にみんな知っていたが、アレハンドロを疑っているものは誰1人としていなかった。

みんなチームメイトの事を心配していて、自分の父親が犯人だという事やチームメイトがどこにいるか知っているアレハンドロは、複雑な心境になってしまった。チームメイトは見つからず、犯人も捕まらない為、街では色々と心配する声も多かった。

そんな時でも、プッチオ家は平然と何もなかったかのように生活していた。

監禁部屋

夕食の時間、家族団らんの時間、その前に父アレキメデスは妻の料理を運んでいく。チキンや付け合わせ、そしてドリンクを載せたトレー。

アルキメデスは、トレーを運びながら長男に「たまには手伝ったらどうか」と声をかける。「ああ」と答える長男。それは何の手伝いなのだろうか・・・。

娘にはもうすぐご飯だと伝え、最後の部屋のドアにかけていたカギをあけ、奥に入ると監禁されていたのは長男のチームメイト。アルキメデスはチームメイトに対し、家族あてに手紙を書かせて身代金を要求する準備をする。

そして、多額の身代金を受け取ることに成功したアルキメデスは、長男が見守る中、チームメイトを車のトランクに乗せ、家を出て行く。

長男は、お金も手に入ったことだし、チームメイトは家族の元に帰されるものと思っていた。

しかし、翌日・・・。

チームメイトが殺害された衝撃の事実を知ることになる。

長男アレハンドロを仲間に

長男はまさかチームメイトを殺してしまうとは思わなかったので、どうして殺したのか父親に問い詰める。

すると、人質から脅されてしまい、家族を守るためには殺すしかなったと打ち明けられた。

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父親は長男のアレハンドロに自分を信じるようにいい、次からはアレハンドロにも稼業を手伝うようになる。

そこから次男や娘たちも父親の手伝いをするようになる。

誰も気づかなかったのか?

プッチオ家では、家族みんながぐるなので、自宅に作った監禁部屋に人質を閉じ込めてしまえば、近所の人も気づくことがなかった。

普通犯罪者というのは、どこか怪しまれ、人付き合いもしないことが多いが、プッチオ家は長男のサーフショップの開店パーティ―をして、近所の人たちを招待したり、これまでと変わったことのない生活をしていた。

まさかそんな家族にこんな秘密があったとは・・・。

歯車が狂いだす

こんな誘拐稼業も上手くいっているようだったが、あることをきっかけで歯車が狂いだす。それは、長男のサーフショップに1人の女性が現れたことだった。その女性の名はモニカ。長男はモニカに惹かれ、モニカもアレハンドロに惹かれ、そのうち恋人になった。

サーフショップも上手くいき、モニカという恋人もできた長男アレハンドロは、次の仕事から抜けたいと父親アルキメデスにいう。長男アレハンドロのサーフショップの戸を激しく叩く父親アルキメデス。

鬼のような恐ろしい形相で「早く開けろ」と店の中に入ってきた父。息子の首を絞めながら、壁にぶつける父は、「直前にお前が抜けたから失敗した」と詰め寄ってきた。

長男のアレハンドロが直前に犯行から抜けたせいで、”仕事”に失敗 してしまった事が原因だったと父親は思っている。

映画エルクランは実話なのか!?ネタバレ情報を詳しく解説!画像引用元:http://eiga.com/news/20160831/17/1/01/

映画 エルクランの結末は?

実際の事件では、最後に誘拐された人質が、政治家だった為、警察も必死に捜査をし、プッチオ家が犯人であることを突き止め、警察の突入で事件が明るみになった。

プッチオ家の誘拐稼業も終わりを告げた。

エルクランを見た人の反応は?

かなりインパクトが強そうです。

この映画はPG12指定なので、子供には見せられないので注意してください。

まとめ

映画 エルクラン画像引用元:https://twitter.com/

とにかく、このプッチオ家の父親は凄いですね。長男を巻き込んだのも計画のうちで、上手く上手く家族を誘導する。

でも、この犯罪を起こしてしまったのは家族のためだった・・・と言われると、一家の大黒柱として、悪いことをしてでも、妻や子供たちに惨めな生活をさせたくないという父親の気持ちも何となくわかるような気がします。

この誘拐稼業が数年続いたことを考えると、父親は家族からの信頼も厚かったんでしょうね。さて、実際の映画ではどこまでの内容になっているのか、まだはっきりしていません。

ただ、監督の忠実に再現したいという熱意を考えると、最後人質の保護と、警察の突入は描かれて終わっているんじゃないかと推測しています。

実際にはどうなったのか、これは映画でチェックしてみてくださいね。

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