映画 オーバーフェンス!原作のネタバレについて詳しく解説!

オーバフェンス
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芥川賞候補に5度もノミネートされながらも、1990年10月に41歳という若さで自殺した作家・佐藤泰志の小説『オーバー・フェンス』がついに映画化!本作は、『海炭市叙景』、『そこのみにて光輝く』に続く「函館三部作」の最終章となっています。映画は、『マイ・バック・ページ』、『苦役列車』、『味園ユニバース』などのヒット作を手掛けた山下敦弘監督がメガホンをとりました。

オダギリジョー、蒼井優、松田翔太ら注目のキャストを迎え、どのような作品に仕上がったのかが注目されます。『オーバー・フェンス』は2016年、9月17日(土)より全国にて公開予定です!そこで、映画『オーバー・フェンス』のキャスト情報や、原作のネタバレ情報について詳しく見ていきましょう!

是非参考にしてくださいね♪

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「函館三部作」の最終章を見逃すな!

「函館三部作」の最終章を見逃すな!画像引用元:http://www.excite.co.jp/

2010年、熊切和嘉監督『海炭市叙景』、2014年、呉美保監督『そこのみにて光輝く』に続く『オーバー・フェンス』は佐藤泰志の「函館三部作」の最終章になっています。本作は、『黄金の服』に収められている短編作品のうちの1つで、『オーバー・フェンス』は、佐藤泰志最後の芥川賞候補作です。

佐藤が作家活動に挫折しかけた時に、職業訓練校に通っていた時の自身の体験を基にして作られたという興味深いストーリーです。

佐藤の没後、1990年に全作品が絶版となっていましたが、17年の時を経た2007年に『佐藤泰志作品集』が発刊されます。その後、再評価され映画化。本作は映画化シリーズの最終章となります!本作は、妻と別れて家庭を失い、東京から故郷の函館に戻ってきた男(オダギリジョー)。

そこで、鳥の動きを真似するホステス・聡(蒼井優)に出会い、強く惹かれていく姿を描いた作品です。最終章ということもあって、注目度も高まっているに違いありません!

映画 オーバーフェンスの人気や口コミについて

オーバー・フェンスのキャスト情報について

ここでは、『オーバー・フェンス』のキャスト情報をご紹介します!主演のオダギリジョーを始め、蒼井優、松田翔太など注目のキャストが集結しました。さらに、大ヒット中の映画『シン・ゴジラ』にも出演する映画監督で、本作の山下敦弘監督とも親交がある塚本晋也が声だけの出演をしています。

オダギリジョー(白石義男)

オーバーフェンス 映画 原作

画像引用元:http://www.cinemacafe.net/article/2016/06/02/40899.html

1976年生まれ。(40歳)

2003年公開の映画『アカルイミライ』で映画初主演を果たします。『アカルイミライ』は第56回カンヌ国際映画祭に正式出品されます。その後も映画、ドラマに多数出演。

2016年は、本作を含め3作品の映画が公開予定です。本作では、主人公・白石義男を演じます。

蒼井優(田村聡)

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画像引用元:http://www.cinemacafe.net/article/2016/06/29/41613.html

1985年生まれ。(31歳)

小学生時代から地元のモデル事務所に所属し、CMや広告で活躍しています。

1999年、ミュージカル『アニー』のポリー役に選出され、デビューします。2016年は、映画3本に出演の他、舞台にも出演しました。本作では、白石が恋をする相手・田村聡を演じます。

松田翔太(代島和之)

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画像引用元:http://cinema.ne.jp/news/overfence2016070217/

1985年生まれ。(31歳)

2005年、スペシャルドラマ『ヤンキー母校に帰る~旅立ちの時 不良少年の夢』で俳優デビューを果たします。その後も映画・ドラマ・CMなど幅広い分野で活躍中です。2015年から放送中のCM『KDDI au』の「三太郎シリーズ」で桃太郎(桃ちゃん)役で出演。

CMは高く評価され、大人気のCMとなっています。本作では、白岩の訓練校の仲間・代島和久を演じます。

その他の出演者

上記3名の他の出演者は、北村有起哉、満島真之介、松澤匠、鈴木常吉、優香となっています。白石が通う職業訓練校には、ワケありの過去を持つ原(北村有起哉)や冷め山下た目つきでタバコを吸う森(満島真之介)なども登場します。優香は白石の元妻の役で出演しています。

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画像引用元:http://www.cinra.net/news/20160325-overfence

監督:山下敦弘

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大阪芸術大学の卒業制作『どんてん生活』(1999年)で注目を浴びます。初の本格商業映画で女子高生を主役にした『リンダ リンダ リンダ』(2005年)で一躍脚光を集めます。以降は『マイ・バック・ページ』、『苦役列車』、『味園ユニバース』などを手掛けます。

2015年は、東京ドラマアウォード2015の演出賞を松江哲明とともに受賞します。2016年は、本作の他、『ぼくのおじさん』(11月3日)の公開が控えます。山下監督は、「その瞬間を生きている人間たちの映画にしたい」と撮影前に語り、見事にその様子を描きました。

オーバーフェンスの原作:黄金の福

オーバーフェンス 映画 原作画像引用元:http://www5b.biglobe.ne.jp/~michimar/hon6/0015.html

原作は、佐藤泰志の小説『オーバー・フェンス』です。近年、再評価が著しい佐藤泰志の原作を映画化しました。

『オーバー・フェンス』 舞台挨拶情報

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9月17日の公開を前にした8月27日に「テアトル新宿」で、29日には大阪の「テアトル梅田」にて先行上映会が行われました。27日の上映会は、「函館3部作オールナイト上映」として、本作の山下監督の他、過去2作の監督である熊切和嘉監督、呉美保監督が出席しました。山下監督は、最終章の監督に選出されたことについて、「プレッシャーが大きかった」と明かしました。

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函館3部作の最終章ですから、最高傑作にしたいという相当なプレッシャーがあったのではないでしょうか。過去2作品の撮影を担当していた近藤龍人が今回も参加することで、気合が入ったとスタッフとの連携もアピールしました。

その他、照明の藤井勇、プロデューサーの星野秀樹も3部作の集大成にと継続参加をしています。主演のオダギリジョーについては、「こんなに色気のある俳優さんとやるのは初めて」とコメント。ドラマ『深夜食堂』などで面識はあるみたいなので、進行しやすかったかもしれませんね。

蒼井優とは、探りさぐり作っていったそうで、「自分の映画じゃないみたい」と苦笑いを浮かべました。この日は監督の40歳の誕生日ということもあり、最後にはサプライズでバースデイケーキも登場し40回目の誕生日を祝福されました。

オーバーフェンス!塚本晋也の声だけの出演にも注目

オーバーフェンス!塚本晋也の声だけの出演にも注目画像引用元:http://eiga.com/movie/80686/interview/

現在大ヒット中の映画『シン・ゴジラ』にも出演する映画監督の塚本晋也が密かに声だけの出演をすることも注目したいですね!塚本晋也といえば、国内外でいまなお高い評価を受けるカルト作『鉄男』(1989)が有名ですね。自ら、製作から監督、脚本、撮影、美術、編集、さらには主演までこなすといった万能ぶりを発揮しています。

『シン・ゴジラ』では、監督をしながら、対策本部内の生物学者役で映画に出演しています。塚本は本作で、主人公の白岩が元妻(優香)の父親から届いた手紙を読んでいるシーンの声を担当しています。

塚本の声で手紙が読まれており、その内容から白石が手紙にライターで火をつける様子と重ねています。1分ほどの出演となります。

オーバーフェンスのあらすじ原作のネタバレ情報

ここでは、『オーバー・フェンス』のあらすじ、原作のネタバレ情報をご紹介します。『オーバー・フェンス』は一体どういったあらすじなのでしょうか?ネタバレを含みますので、ご注意ください。果たして、どんな結末が待っているのでしょうか?

オーバーフェンス 映画 原作

画像引用元:http://overfence-movie.jp/

主人公の白岩(オダギリジョー)は、家庭をかえりみなかった為、妻に見捨てられ離婚・・・白石は、東京から故郷の函館に戻ることに。函館で職業訓練校に通いながら、失業保険でアパート暮らしをしていた。訓練校とアパートの往復、人との関わりも最小限。食事は、2本の缶ビールとコンビニ弁当ばかりの日々。楽しみなんてなにもない。ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。

そんな白岩はある日、同じ職業訓練校に通う代島(松田翔太)に連れられてキャバクラへ行くことに。そこで、鳥の求愛ダンスを踊る風変りな若いホステス、聡・さとし(蒼井優)と出会う。どこか危うさを抱える聡であったが、美しい女性だった。

白石は、そんな聡の魅力に強く惹かれていく――。その後、白石と聡は関係を持つようになる。「ただ働いて、ただ死んでいく。それが残りの人生だと思っていた…」そんな、白石に訪れた転機。しかし、人生一筋縄ではいかない。白石と聡はぶつかり合うようになる。

互いに違った人生を生きてきた2人の人間模様が伺える。「狂った俺とお前と、一緒に生きてみないか」と白岩は聡との出会いで変化していく・・・生きることに不器用な2人の交流を軸に、物語は進んでいく。

『オーバー・フェンス』感想&まとめ

オーバーフェンス 映画 原作

画像引用元:http://www.cinra.net/news/20160602-overfence

一見、白石と聡とのラブストーリーのように感じますが、山下監督やオダギリジョーは恋愛映画とは少し違うと話します。オダギリジョーは、「自分では、この作品は人間ドラマだと思っています。」と話すように、人間と人間のぶつかり合いを表現した作品なのかもしれませんね。

オダギリジョー自身、「恋愛映画の主人公はあまり好きではない」と認めています。

しかし、白石と聡の関係がどうなっていくのかはとても気になる点です。また、白石と聡の激しいケンカシーンは注目ですね!”越えるべき多くの壁、渡るべき多くの河、明日はきっと来るはず”

というメッセージが込められている今作品を観た後は、自分自身について考えさせられるに違いありません!白岩が自分で設定した、「つまらない残りの人生というフェンス」どのように越えるのか注目しましょう!

撮影は原作者の佐藤泰志の故郷である函館で行っています。函館の美しい情景を背に物語は進んでいきます。

映画『オーバーフェンス』は2016年9月9月17日(土)より全国にて公開予定です!最後までお読み頂きありがとうございました♪

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