映画グラスホッパーのネタバレ情報!

グラスホッパー
この記事の所要時間: 937

伊坂幸太郎原作の120万部突破ベストセラー小説「グラスホッパー」が、生田斗真主演で待望の映画化。小説ならではの手法で書かれたストーリーと独特の世界観から、実写化することは不可能と言われてきた原作を、瀧本智行監督が見事な手腕によって映像化しています。

また、共演には、超個性派・浅野忠信、アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」のイメージと180度かけ離れた演技を魅せた山田涼介の二人が名を連ねています。二人の演じる殺し屋の“鯨”と“蝉”が、生田斗真演じる主人公“鈴木”と複雑に絡み合い、次第にひとつの終着地へと向けて進むストーリーに息つく間もありません。

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映画グラスホッパーあらすじ・ネタバレ

恋人を失う突然の悲劇

恋人を失う突然の悲劇

10月31日、ハロウィン。渋谷のスクランブル交差点はハロウィンの仮装をした人々でにぎわっていました。そこへ、合成麻薬中毒者の運転する車が交差点の歩行者達に突っ込み、次々と人を撥ねます。その事件により犠牲となった百合子(波瑠)の交際相手で中学の理科教師・鈴木(生田斗真)は、事件の翌日、百合子の痕跡を求めて渋谷の街を訪れていました。

まだ血の痕の残る交差点にたたずむ鈴木の目の前に、「本当の犯人は別にいる。フロイラインの寺原親子を探れ。」と書かれた手紙が落ちます。鈴木は復讐を決意し教師を辞め、手紙に書かれていたダイエット商品販売会社「フロイライン」に入社するのです。

フロイラインの実態

フロイラインの実態

フロイラインの新入社員となった鈴木は、「痩せる薬」を売るキャッチセールスの仕事をしていました。すると偶然、昔の教え子だと名乗る派手な若い女(佐津川愛美)に声をかけられますが、鈴木には覚えがありません。フロイラインの事務所に場所を移すと、元教え子の女は鈴木の上司である女・比与子(菜々緒)に睡眠薬で眠らされてしまいます。

さっきまでニコニコと商品説明をしていた比与子は表情を一変し、鈴木に言います。ここで売っている商品には中毒性のある薬物が入れてあり、秘密を知った鈴木もタダでは済まないと。寺原会長(石橋蓮司)とその息子の通称・ジュニア(金児憲史)は関東に君臨する闇社会の大物で、親子が経営するフロイラインの実態は合成麻薬を売りさばく組織でした。

ハロウィンに起きた渋谷での暴走事故は、ジュニアがライバル組織を潰すためにライバル会社の合成麻薬の中毒者に起こさせた、仕組まれた事故だったのです。

二人の殺し屋の男「鯨」と「蝉」

二人の殺し屋の男「鯨」と「蝉」

相手の目を見ただけで、その相手が自殺をしてしまう不思議な能力を持つ男「鯨」(浅野忠信)は、他殺の痕跡を残さずに殺す“自殺屋”と呼ばれる殺し屋でした。ホテルの一室で仕事を終えた鯨の目の前には、今まで殺して来た人間が亡霊となって現れ、そのことで鯨は悩まされていました。

一方、金髪の少年の殺し屋「蝉」(山田涼介)は、服が返り血で汚れぬようにカッパをまとい、鮮やかなナイフさばきで次々と人を殺します。仕事を終えた蝉は左耳の耳鳴りに悩まされていましたが、いつも仕事の後にしじみを買って帰り眺めることで心を落ち着けていました。蝉の年の離れた相棒でありエージェントの岩西(村上淳)は、寺原会長からジュニアを通して、明日までに「鯨」という殺し屋を殺せと言われます。

その依頼を受けた岩西は鯨を追跡し、スクラップ工場に停めたキャンピングカーで暮らしていることを突き止めます。鯨は岩西の接近を察知し、情報屋の桃(山﨑ハコ)を訪ねます。そこで岩西の正体と岩西と組む殺し屋・蝉の存在を聞き、寺原親子から口封じで自分は殺されることを悟るのでした。

と同時に鯨はまたも現れた亡霊たちに罪の意識を問われます。その亡霊の中には、自らが過去に殺した自分の父親もいました。

殺されたジュニア

殺されたジュニア

比与子は眠らせた鈴木の元教え子の女をジュニアに引き渡すため、渋谷の交差点で鈴木と車の中に待機していました。交差点の反対側に信号待ちをしているジュニアを見つけたその時、「押し屋」(吉岡秀隆)に背を押されてジュニアは車に撥ねられ即死。

比与子は「押し屋」の追跡を鈴木に命じ、GPS携帯で鈴木の行動を把握しますが、それを知った鈴木は電源を切ります。電車を乗り継いで追跡した先は、表札に「槿(あさがお)」と書かれたごく普通の一軒家で、妻(麻生久美子)と子に迎え入れられた男の姿は、鈴木の思う殺し屋とは全く別のものでした。

愕然としながら一旦近所のファミレスで休むことにした鈴木は、携帯の電源を入れてみます。比与子から大量の着信があった事に驚き、再び電源を切ります。が、すでにその時にはGPSで居場所が特定され、疲れてうたた寝をしている間に鈴木は比与子たちに取り囲まれてしまっていました。寺

原会長の元に、「鈴木が復讐のために押し屋にジュニアの殺害を依頼した」というタレコミが入ったと話す比与子。濡れ衣を着せられたことを知った鈴木は隙をついて逃げ出し、運よく逃げおおせることが出来たのでした。

押し屋の男・槿が話すグラスホッパーの話

押し屋の男・槿が話すグラスホッパーの話

翌日鈴木が呆然と押し屋の家の前にたたずんでいると、火事だ!と子供たちが飛び出してきました。消火を手伝った鈴木は、槿家の人々に気に入られて食事までごちそうになってしまいます。鈴木はせめて寺原から槿が狙われていることを伝えようとすると、遮るように槿は鈴木にトノサマバッタの話をします。

密集して育ったトノサマバッタ=グラスホッパーは、「群集相」となり足りなくなった餌を補うために色が黒くなり凶暴になるということ。そして、人間もまた同じなのだと。何も言い出せないまま、槿家で食事をするうちに百合子のことを思い出す鈴木。

百合子は「手料理の最高の調味料は、食べて欲しい人のことを思うこと」と言い、冷凍庫でタッパーに保存した料理は「タイムカプセルみたい」と話していました。思い出に自然と涙が出る鈴木を、一家は見守ります。すると、突如鈴木の携帯に比与子から着信が。切っていたはずが、子供たちの悪戯で再び電源が入れられていたのでした。

鈴木は元教え子の女の解放を条件に、事務所に帰ることを約束。槿家を出る際に押し屋の男は鈴木に「増えすぎた黒いバッタは、群れごと焼き払うしかない」と言うのでした。

岩西の死

岩西の死

鯨は岩西を殺すために、岩西の家に侵入します。もみ合う二人ですが、鯨の目を見てしまった岩西はもう死の運命からは逃れられません。その瞬間、蝉から電話がかかってきます。実は、いつも偉そうに命令ばかりする岩西に頭に来ていた蝉は、昨日岩西と喧嘩をしていました。

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そのことを謝りに電話をしたのです。蝉の言葉に一瞬正気に戻った岩西は、鯨のポケットにこっそりGPS発信機を入れます。まるで親子のようでいて友達のような、蝉と岩西の二人の間にある強い絆が見えたのもつかの間、岩西は窓から飛び降りて自殺をしてしまいます。鯨は全てを終わらせるために寺西を殺すことを決意し、その場を後にします。

岩西の自宅に駆けつけ岩西の死を知った蝉は、岩西の残したGPS発信機の発信元が仇であることを確信し、発信元・鯨を追うのでした。

拘束された鈴木

拘束された鈴木

事務所に戻った鈴木は濡れ衣を晴らそうとしますが、比与子は聞く耳を持たずに鈴木を殴ります。息子を殺した相手に直接手を下すため、寺原会長が事務所を訪れます。そして会長に鈴木は、百合子が暴走車に撥ねられた瞬間の映像を見せられ、百合子は子供をかばって死んだことを知ります。「ガキなんかほっておけば良かったのに」と笑う寺原会長に逆上する鈴木。

しかし縛られていてなすすべもないまま、寺原会長に銃口をつきつけられたその瞬間、鯨がその場に乱入します。手下たちが次々とやられる様子を見た寺原会長と比与子は、鈴木を置いてエレベーターで逃げ出しますが、そこに突如として現れた女の殺し屋に、あっさりと刺し殺されてしまいます。

この女は、鈴木の元教え子と身分を偽っていた殺し屋だったのです。そして女は気絶している鈴木の拘束を解き、その場を立ち去って行くのでした。

鯨と蝉二人の殺し屋の行方

鯨と蝉二人の殺し屋の行方

会長たちを追った鯨は、エレベーター内で死んでいる寺原会長たちの姿に驚きます。するとそこへ、鯨をGPS発信機で追ってきた蝉がやってきます。ナイフで格闘となる殺し屋二人それぞれに、鯨に目の前には岩西の亡霊が現れ、蝉には今までで一番激しい耳鳴りが襲います。イラついた蝉は、なんと自らナイフで左耳をそぎ落とします。

二人は素手で殴り合いもみ合ううちに、導かれるようにガラスを突き破り地上へ落下してしまうのでした。

翌朝、目が覚めた鈴木は周囲が死体だらけであることに驚きながら、外に出ます。外には鯨と蝉の死体が転がっています。その傍らには、鈴木の様子を眺め語らう鯨と蝉の亡霊の姿がありました。

グラスホッパー結末と真相一年後

鈴木は遊園地で、ピエロの扮装をして風船を配っていました。そこへ槿の妻と子供がやって来て、全てを話し出します。「押し屋」とその家族、元教え子は、寺原親子を殺すために集められた「劇団」と呼ばれる組織だったということ。槿の家も2日間だけ借りていて、鈴木が「押し屋」を雇ったと言うタレコミは、滅多に屋敷から出ない寺原を屋敷から出すためだったということ。

鈴木のことは常に殺されないように見張っていて、比与子からの追跡の幇助をしていたということ。火事騒ぎも、携帯の電源を入れたのも、交差点で手紙を置いたのも全て仕組まれたことだったと告白しました。すると子供が手を差し出して、鈴木に指輪を渡します。

それはあのハロウィンの日に、百合子にプロポーズして渡した婚約指輪でした。鈴木のうっかりにより、サイズが合わないからとサイズ交換のために百合子は渋谷を訪れていたのでした。あの時百合子が救った子供は、この子だったのです。謝る子供に鈴木は、「君は百合子さんの残してくれたタイムカプセルだ」と言って抱きしめました。

家に帰った鈴木は、冷凍庫から百合子の作った手料理を出して解凍をするのでした。

映画グラスホッパーのまとめと感想

グラスホッパー

復讐に燃えた鈴木でしたが、これからは前を向いて生きていけそうな終わり方でしたね。でもまさか、そんな大掛かりな組織に全て操られていたなんて!私が鈴木だったらどこからどこまでが自分の意思だったのかすら、ちょっと分からなくなってきそうです。個人的に良かったと思うのが、蝉と岩西のコンビです。

蝉は岩西に悪態をつきながらも、なんだかんだで信頼している様子で、ずっとこの二人のコンビだけ見ていたいくらいです。スピンオフやってくれないのかなー?と思ったら、大須賀めぐみの「Waltz」という蝉を主人公にした漫画があるようです。これもまたこのキャストで映画化してくれたら、私はきっと見に行っちゃいます!

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