カールじいさんの空飛ぶ家 ネタバレ結末情報!ラッセルとの関係に変化が?!

カールじいさんの空飛ぶ家の感想
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冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人と親の愛をもとめる少年ラッセルに、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。「カールじいさんの空飛ぶ家」はピクサーアニメーションスタジオが2009年に制作したアニメ映画でアニメーション作品では、初のカンヌ映画祭オープニングを飾り、第67回ゴールデン・グローブ賞アニメ映画賞・作曲賞受賞。

また82回アカデミー賞にて作品賞候補入りを果たしました。監督は『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務めました。監督であるピート・ドクターのインタビューで「この映画を作る前に共同監督のボブ・ピーターソンと映画のアイディアを出しあっていたんです。

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現実逃避を具現化したストーリー

カールじいさんの空飛ぶ家 ネタバレ結末情報!ラッセルとの関係に変化が?!

そのうちに出てくるアイディアの多くが“現実逃避”だってことに気がつきました。実際、私も一日中仕事ばかりしていると、デスクの下に潜り込んで誰とも会いたくない気持ちになることがあるんですよ。そこで現実逃避を具現化しようとして、風船で飛び上がった家というアイディアが生まれてきたんです。

そしてそこから逆算して、カールが空を飛ぶ決意をするまでの過去を作っていくことにしました。エリーとの過去を冒頭で見せようという話が出たのです。このインタビューで語られるまず風船で家が飛ぶアイディアを成立させるために残りのストーリーを考えていったんですね。

カールじいさんの空飛ぶ家のネタバレ情報

カールじいさんの空飛ぶ家のネタバレ情報

勇敢な冒険家チャールズ・マンツに憧れる少年カールは1軒の空き家で、同じく冒険好きでマンツに憧れる少女エリーと出会い、意気投合します。「私の夢はこれよ」とスケッチブックをとりだす。大きな滝のある崖に家を立てること。その先のページをめくると「これから冒険の記録を記す」と書いてあります。

大人になった二人はやがて結婚し、初めて出会った空き家を新居とします。二人の間に子供は授からなかったものの、マンツが消息を絶ったという“伝説の滝”パラダイスフォールについて語り合い、いつか二人で行こうと約束し毎日少しずつお金を貯めていきますがいろいろなトラブルでお金はなかなか貯まりません。

そうしているうちに時はたちふたりの残りの時間も僅かになってきます。一念奮起してカールは滝へ行くツアーの航空券を買うのですがエリーは病に倒れカールをおいて先に旅立ってしまいます。カールは深い悲しみとともに、再びスケッチブックを開いて涙を流します。ここまで無声映画のように絵だけですべて語ります。

一人になったカール

カールじいさんの空飛ぶ家のネタバレ情報

一人になったカールは、街の開発計画によって周囲に高層ビルが建設されていく中、妻との思い出が詰まった家を守るため、立ち退きの要求を頑固に拒み続けていましたがある日家の立ち退きを迫る作業員に誤ってケガを負わせてしまい立ち退かざる負えなくなります。立ち退きの日たくさんの風船を結びつけ家ごと飛び立ち伝説の滝パラダイスフォールに向けて出発します。

しかし、飛び立った後で“お年寄りのお手伝いバッジ”を手に入れて自然探検隊員としてのランクアップを目指している少年・ラッセルが家に入り込んでいた事に気付きます。ラッセルはたまたまカールの家を訪問してきたボーイスカウトで、家が飛び上がった時に玄関ポーチにいて、そのまま冒険を強制的にすることになってしまいます。

このラッセル見た目あまりかわいいとは言いがたいキャラクターの男の子で主役もおじいさんと非常に地味な主人公。普通なら子供はもっとかわいい女の子にするのが普通ですがそこがピクサーの凄いところで観客の皆さんにどういう映画を観たいかと聞いて作りあげているわけではなく自分が面白いと感じるもの、自分が作りたいものを作っているだけです。

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この映画の企画をピクサーの上司であるジョン・ラセターに話した時、『すごくいい話だ』と言って泣いてくれました。それで製作にかかることになったそうです。この環境はどこの業界に置き換えてもなかなか成立しないでしょうね。ラッセルのキャラクター設定には、ある韓国人の幼少期が深く関わっているそうでピクサーのストリートボードアーティストのピーター・ソン(31)の父親は、青果店を営み、母親は看護師として、昼夜なく働いていた。

南米に向けて出発!

南米に向けて出発!

両親が仕事でいない間、ソンは、弟と絵を描いて退屈を凌いでいたという。こういうリアルな話を膨らませてキャラクターを作っていったそうです。だからラッセルはアジア人なんですね。そういえばクリント・イーストウッド監督主演のグラン・トリノの隣人もアジア人でしたね。ハリウッドではおじいちゃんとアジア人の少年という新しいコンビがこれからも出てきそうです。そしてカールとラッセルは南米に行くという夢は実にあっさりと叶えてしまう。

つまり南米に着いてからの物語が実はメインとなっているのだ。南米についてから登場するのは、巨大な怪鳥・ケヴィンでこれが異常にラッセルを気に入りそしてケヴィンを追っていた犬・ダグと遭遇し「ペットにしたい」とカールに懇願。たぶんラッセルの家ではペットが飼えない環境のようです。

このダグが機械によって会話ができるという設定もサイコーで犬をペットにしている方なら夢の様な装置ですね。やがて成り行きで二匹も同行する事になります。やがてタグの仲間の犬に脅されて犬たちの主人のもとえ連れて行かれます。主人とは伝説の冒険家「チャール・F・マンツ」でした。憧れの人に出会えて興奮するカール。

マンツの誘いで一緒に食事することに。
話をしているうちに、マンツは伝説の怪鳥を探していると言うことがわかります。マンツの中に狂気を感じたカール爺さん。そりゃ犬とだけ会話して長い間一人暮らしの老人ならどっかおかしくなるのもわかります。ふと外に目をやると、自分の空飛ぶ家に鳥のケヴィンがいるのを目撃してしまいます。

あわてて帰ろうとするカール爺さんとラッセル。そんな二人に違和感を感じ、鳥のケヴィンを発見したマンツは2人が鳥を狙うライバルだと勘違いし2人を捕まえようと追いかけます。命からがら逃げる彼らをダグが手助けをしますが追いかけてきた元仲間に無視されてなんかかわいいなぁと思いました。ところが逃げきったと思ったのもつかの間、ダグの発信機で位置を特定したマンツがやってきてケヴィンを連れ去ってしまいます。

大切な物に気付くとき

南米に向けて出発!

カールは家に火をつけられてしまったのでそれを消す方を優先しケヴィンは連れ去られてしまいます。念願の滝に辿り着いた・・・大きな喜びと達成感があると思いきや、そこには、人生をともにしたエリーも、冒険をともにしたラッセルもいない。あるのは、エリーが生前座っていた椅子だけ・・・。大きな虚無感がカールを襲います。

カールは、エリーの椅子の隣に並んだ自分の椅子に座って2人の思い出のアルバムを開きます。冒険をありがとう、新しい冒険をはじめてというエリーからのメッセージを見つけます。ようやく今の自分にとって大切なものがなんであるか理解したカールは思い出の椅子や家財を捨てて敵の飛行船へ向かいます。格闘の末無事ラッセルとケヴィンを助け出しますが敵のマンツがとにかくしぶとくてある意味おじいさんの悪い見本みたいでした。こういうおじいさんにならないように気をつけないと、

ラストシーンの上級ボーイスカウトの表彰式にお父さんは来ていなくて寂しいそうなラッセル。仕事優先の東洋人ならありそうな話です。そこへカールじいさんが壇上に上がりバッジをつける役目をします。遅れてきたラッセルの母親も客席で拍手しています。多分仕事の途中ぬけてきたのかな?このことからもラッセルは母と二人暮らしでひとりで留守番していることが多くその時間を埋めるためにボーイスカウトをしているように思います。

カールじいさんの空飛ぶ家の感想

カールじいさんの空飛ぶ家の感想

いつも明るくてポジティブ志向のラッセルだが、本当は心の中ではとても深い傷を追っているのだ。でも彼は決して暗くはならない。小さい胸にいろいろ抱えて生きているが、その哀しさを決して容易には見せない。その健気な姿にも心を奪われそこからカールじいさんも新しい冒険に踏み出す勇気をもらったんだと思います。

冒険は、どこか見知らぬ場所に行くことではなく、人間関係や日々の生活にあるということを感じさせる作品でした。

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